
全力優は2026年9月25日、同社が運営支援を行う福島県田村市の起業型地域おこし協力隊制度を活用した成果事例を発表しました。
埼玉県からご家族で福島県へ移住した橋本剛さんが、約800日という長い年月をかけて探し当てた理想の土地で、林間キャンプ場「Seserabi camp forest」を本格オープンさせました。地方移住と現地での起業を同時に実現させた本事例は、地域おこし協力隊制度を活用した地方創生の先駆的な成功モデルとして大きな注目を集めています。
橋本さんがキャンプ場づくりで最も重視し、こだわり抜いたのが「どこに作るか」という土地の選定でした。単にアクセスが良く利便性が高い土地や広大な敷地を探すのではなく、森に囲まれ、小川のせせらぎが聞こえ、訪れた人が心からリラックスできるロケーションを追求し続けました。妥協することなく探し続けた結果、理想の土地に出会うまでに約800日もの時間を要することとなりました。

土地が決まった後は、専門的な建築工事などを除く大部分の造成作業を橋本さん自身の手で進めていきました。整地や排水設備の整備、樹木の伐採、動線づくりなど、重機やチェーンソーの扱いを一から学びながら現場の作業に一つひとつ向き合いました。自然の地形や天候と向き合いながら地道に整備を進め、2026年7月のプレオープン期間を経て、利用者の意見を取り入れた形で8月1日に通常営業を開始しました。

今回開業した施設は、完成されたサービスを一方的に提供するのではなく、現在も開拓を続けながら成長していく点が大きな魅力です。訪れるたびに変化していくサイトの様子や自然のグラデーションを楽しめる工夫が凝らされています。場内には小川のせせらぎが心地よいフリーサイトに加え、車の横付けが可能なオートサイト、温水が出る炊事場や清潔なトイレなどの設備が完備されています。

自分の好きな地域に移住し、自然資源を生かした事業を一から立ち上げたいと考えている人にとって、移住・起業支援制度の活用手順や現地でのリアルな開拓プロセスの具体例として大変参考になる内容です。




