
BlessUは2026年10月2日、人口減少が進む岩手県山田町にて展開する多世代拠点「リタニティハウス」の開所1年間の成果と、今後の持続可能な仕組みづくりに向けた取り組みを発表しました。
東日本大震災から15年が経過した岩手県沿岸部では、インフラの復旧・復興が進んだ一方で、急速な人口減少と少子高齢化という課題に直面しています。BlessUは、移住者の呼び込みだけでなく「今地域にいる人々の隠れた力」に着目し、学び、働き、支え合うための多世代・多機能拠点「リタニティハウス」を運営しています。

開所からの約1年間で、シングルマザーを対象としたデジタルスキル習得プログラムに63人が参加しました。ただスキルを学ぶだけでなく、BlessUが外部から受注したWEB関連業務を23人に実際の発注として委託し、5人が企業への転職を果たしました。地方において人材育成と実際の仕事を直結させることで、地域に暮らしながら収入を得られる選択肢を確立しています。


拠点では就労支援にとどまらず、子供や高齢者、地域住民が気軽に参加できるイベントを27回開催し、延べ881人が訪れました。高齢者が子どもを見守り、子育て世代が仕事や学びに集中できる環境をつくるなど、「支援する/される」という固定された関係を超えた「なんちゃって家族」のような温かい助け合いの循環が生まれています。
こうした山田町での実践は単なる一地域の成功体験にとどまらず、他の人口減少地域でも応用可能な「型」としての体系化が進められています。助成金だけに依存せず、活動を永続的な地域の仕組みとして定着させるため、BlessUは2026年10月31日まで300万円を目標としたクラウドファンディングを実施しています。
被災地や過疎地域におけるコミュニティ再生、女性のキャリア支援、リモートワークを活用した地方での仕事づくりに関心のある読者にとって、非常に実践的で勇気を与える先進事例です。
【事業・クラウドファンディング概要】
事業者:一般社団法人BlessU
拠点名:リタニティハウス(岩手県下閉伊郡山田町中央町10-2)
主要実績(2026年4月時点):
・就労支援プログラム参加シングルマザー:63人
・WEB関連業務の委託:23人 / 転職成功:5人
・地域交流イベント開催:27回(参加者延べ881人)
■クラウドファンディング概要
プロジェクト名:「弱かったんじゃない。やり直す場所がなかっただけ」被災地・岩手でシングルマザーが過疎地域を変える!
実施期間:2026年10月31日(土)23:59まで
目標金額:300万円
資金用途:リタニティハウス維持運営費、相談・伴走支援費、デジタルスキル・就労支援環境整備費など




