
ガイアックスは2026年10月6日、千葉県佐倉市の里山保全に取り組むコミュニティ「佐倉里山DAO」を開始したことを発表しました。このプロジェクトは、自社開発のDAO運営基盤を活用し、地域住民と外部の関心層をつなぐ取り組みです。単なるボランティア募集にとどまらず、関わりそのものを可視化して持続可能な地域サポートの体制を構築します。
活動の主な舞台となるのは、東京ドーム約15個分(約73.8ヘクタール)の広さを誇る佐倉里山自然公園内の畔田谷津エリアです。この地域では湿地の保全や再生が長年続けられてきましたが、保全団体の高齢化や手不足が深刻な課題となっていました。佐倉里山DAOは、こうした現場のニーズを「クエスト」として提示し、都市部などに住む外部の人材が気軽に手伝える仕組みを提供します。




参加者は都心から電車で約1時間という立地を生かし、移住や二地域居住といった重いハードルを越えて単発から保全活動に関わることができます。具体的には、草刈りや竹の伐採、水路の手入れ、さらには収穫祭などの地域行事の手伝いなどが予定されています。自身のスケジュールに合わせて都合が良い日だけ参加できる柔軟な設計が魅力です。
活動の記録にはブロックチェーンなどの先進技術を用いた基盤が導入されており、いつ誰がどのような貢献をしたかがデジタル上に蓄積されます。一度きりの参加で終わらせず、積み重なった貢献が見える化されることで、参加者と地域の双方に継続的な信頼関係が生まれます。
地方への転職や完全な移住には踏み切れないものの、週末を利用して自然豊かな地域に貢献したい都市部住民にとって、負担の少ない新しい地域参加の選択肢となります。





