
ハイアールジャパンセールスは2026年10月28日、岩手県釜石市と地方創生の推進及び災害時の物資供給に関する包括連携協定の締結を発表しました。協定に基づき床拭き掃除機や洗濯機、冷蔵庫、エアコンなど9製品を市に寄贈し、新市庁舎や児童館など公共施設の業務効率化と利用環境改善を図ります。施設利用者の快適性向上や職員の負担軽減にもつなげる狙いです。
ハイアールジャパンセールスは2026年10月28日、岩手県釜石市との間で地方創生の推進及び災害時の物資供給に関する包括連携協定を締結しました。家電製品の活用による業務効率化や環境衛生管理の改善を進めるとともに、災害時の迅速な物資供給体制を整えることが目的です。
協定に基づき、同社は吸引式床拭き掃除機や布製品水洗い掃除機、二槽式洗濯機、全自動洗濯機、冷凍冷蔵庫3機種、スポットエアコン、セパレートエアコンの合計9製品を釜石市に寄贈しました。寄贈した製品は新市庁舎やお試し移住住宅、児童館、学童育成クラブなどの公共施設で活用されます。
寄贈された家電製品の機能
吸引式床拭き掃除機「MIZUKI」は、汚れを吸引しながら水拭きと乾拭きを行うスティッククリーナーです。羽田空港の清掃を手がけてきた新津春子氏と共同開発した製品で、第16回ペアレンティングアワードを受賞しています。

布製品水洗い掃除機「MIZUKI nu-no」の温水スチームモデルは、ソファやカーペットなど洗いにくい布製品を水で洗浄できる製品です。60度の温水で油汚れを落とす機能や、100度のスチームでニオイと殺ダニの効果を確認した機能を備えています。
洗濯機は二槽式の8.0kgモデルと全自動の10.0kgモデルの2種類です。全自動モデルは液体洗剤と柔軟剤の自動投入や、洗濯槽を自動で洗浄する機能などを搭載し、日々の洗濯作業の効率化を図ります。
冷蔵庫とエアコンの特徴
冷凍冷蔵庫は355L、450L、470Lの3機種を寄贈しました。いずれも大容量の冷凍スペースを備え、食品の整理のしやすさや省エネ性能に配慮した設計です。

エアコンは床置き型のスポットエアコンとセパレートエアコンの2種類です。スポットエアコンは配管工事が不要で場所を選ばず設置でき、セパレートエアコンはAIによる省エネ運転や空気清浄機能を備えています。
モニタリングを通じた製品開発
寄贈した家電製品は、新市庁舎や児童館などの施設で業務効率化や利用環境の改善に役立てられます。施設利用者がより衛生的で快適な環境で過ごせるようになるとともに、職員の労務負担の軽減にもつながるとしています。
同社は今後、複数の施設で寄贈した家電製品のモニタリングを行う方針です。製品の活用方法や使いやすさについて現場の声を集め、製品の開発や改良に反映させるとしています。
今回の協定は、企業が自治体に製品を提供することで地方の公共サービスを支える一つの形といえます。家電の寄贈が業務効率化や防災体制の強化にどうつながるか、釜石市での活用状況は今後の地方と企業連携のあり方を考える材料になりそうです。




