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北広島市と北海道ガスが包括連携協定を締結、終末処理場のバイオガスを証書化し国内初の地域循環へ

北広島市役所は2026年10月30日、北海道ガスとの包括連携協定締結を発表しました。終末処理場で自家消費しているバイオガスの環境価値をクリーンガス証書化し、市内のガス需要家へ循環させる取り組みを検討します。実現すれば、都市ガス導管に接続されていない自治体施設のバイオガスを証書化する国内初の事例となります。連携事項には、市内施設の省エネ化や地域の教育・文化振興なども含まれています。

北海道ガス株式会社と国内初となる環境価値の地域循環の検討をはじめとした包括連携に関する協定を締結しました

北広島市役所と北海道ガスは2026年10月23日、包括連携協定を締結しました。北広島市役所本庁舎5階の委員会室で締結式が開かれました。

協定は双方の資源を活用し、環境価値の地域循環と省エネ・脱炭素の取り組みを促進する内容です。北広島市は地域経済の活性化と自然と創造の調和した豊かな都市の実現を目指すとしています。

クリーンガス証書化の仕組み

連携事項の一つが、終末処理場アクア・バイオマスセンター北広島で生じるバイオガスの活用です。生ごみやし尿、下水汚泥を混合処理する過程で発生し、これまで施設内の燃料として自家消費されてきました。

今回の取り組みでは、このバイオガスを環境価値として「クリーンガス証書」化することを検討します。バイオガスの自家消費は続けながら、環境価値だけを市内のガス需要家に移転できるようになります。

北海道ガス株式会社と国内初となる環境価値の地域循環の検討をはじめとした包括連携に関する協定を締結しました

国内初となる地域循環

証書化が実現すれば、「クリーンとみなせるガス」として市内に還元される仕組みになります。

都市ガス導管に接続されていない自治体施設の自家消費バイオガスを証書化する取り組みは、実現すれば国内で初めてとなります。

連携事項に含まれる地域課題

協定には、市内施設の災害強靱性向上・省エネのほか、地域の教育・芸術・文化振興に関する連携事項も盛り込まれています。

このほか、地域課題の解決に関する取り組みも連携事項に含まれており、両者は今後具体的な検討を進めるとしています。

廃棄物処理の過程で生まれるエネルギーを地域内で循環させる発想は、資源の少ない地方にとって参考になり得ます。自治体と民間企業がそれぞれの資源を持ち寄ることで、新たな環境価値を生み出す事例として今後の検討の行方が注目されます。

【協定締結概要】

  • 日時: 2026年10月23日(金) 午前11時00分〜午前11時30分
  • 場所: 北広島市役所 本庁舎5階 委員会室
  • 協定名: 北広島市と北海道ガスとの包括連携に関する協定

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地方創生ジャーナル編集部

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