
ノヴィータは2026年10月28日、兵庫県西脇市のデジタルマーケティング人材育成業務を2年連続で受託したことを発表しました。2026年度は10人が受講を開始し、2025年度修了生の活躍を受けてインターンシップ受け入れ企業も生まれています。女性の多様な働き方と地域企業のデジタル推進の両立を目指す取り組みが、2年目を迎えています。

ノヴィータは兵庫県西脇市から「西脇市デジタルマーケティング人材育成業務」を受託しました。2025年度に続き2年連続の受託です。
2026年度の講座は10人の受講生が2026年9月2日から学習を始めました。講座に先立ち2026年7月3日には地域企業向けセミナーを開き、参加者からは内容の有用性を評価する声や継続開催を求める意見が寄せられました。
講座が目指す地域の循環
西脇市は経済振興アクションプランに基づき、ICTを活用した柔軟な働き方の普及や企業のDX推進を進めています。生産性向上や事業コストの削減、地域産業の競争力強化が狙いです。
背景には若い女性の大都市部への転出という課題があります。西脇市は通学可能な大学の少なさや、地域産業が就職先として選ばれにくいことを要因とみて、テレワークなど多様な働き方ができる職場づくりを進めてきました。
ノヴィータの講座は、地域企業の人材不足改善と受講生の「稼ぐ力」の両方に寄り添う設計です。将来的にノヴィータの支援がなくても地域内で自走し循環する仕組みを目指しています。

2025年度の成果と広がり
2025年度は受講生10人のうち9人が修了し、修了率は90%でした。修了生同士は講座後も連絡を取り合い、定期的に集まっているということです。
2025年度に受講した地域企業の従業員は、修了後の活躍を受けて2026年度にインターンシップの受け入れ企業側となりました。講座が地域内で循環し始めている事例の一つです。
西脇市役所の男女共同参画センター「Miraie」もインターンシップを受け入れ、修了生はその後会計年度任用職員として勤務しています。2026年1月の修了式では西脇市長から修了証が授与されました。
インターンシップ受け入れ企業の募集
本業務の一環として、ノヴィータはインターンシップの受け入れ企業を募集しています。受講生が消費者目線や第三者の視点から事業や実務の改善案を提案する内容で、受け入れ期間は2週間程度です。
ノヴィータは同様のデジタルマーケティング講座を2026年度は3つの自治体で提供しています。企業向けセミナーと組み合わせ、数年間の継続開催を見据えて地域産業の活性化や定着・循環を意識した内容としています。
地方企業の人材不足やDX推進は多くの自治体に共通する課題です。この取り組みは、育成した人材が地域内のインターンシップや採用につながる循環を目指している点に特徴があります。講座が一過性で終わらず地域に根付くかどうかが、今後の注目点です。
【講座概要】
- 期間: 2026年9月2日(開講式)〜2027年1月20日(修了式)
- 内容: オンデマンド講座(約150時間)、対面式スクーリング全7回、オンライン交流会全4回、希望者へのインターンシップ
- 対象者: 西脇市内在住・在勤の女性
- 学習テーマ: デジタルマーケティングの基礎、インターネットの仕組み、生成AI活用の基礎ほか




