トピックス

全国の郵便局ネットワークを活用、高岡市の地域資源を生かした密着型ツアー始動

JTBは2026年10月2日、日本郵政グループおよび富山県高岡市と連携し、郵便局ネットワークを活用した地域密着型ツアーの企画・販売を開始することを発表しました。

富山県高岡市における移住促進や関係人口創出を目指すプロモーション業務の一環として行われる取り組みです。地域に密着し歴史や文化を深く知る郵便局長の視点と、大手旅行会社であるJTBが持つ観光コンテンツ造成のノウハウを掛け合わせることで、地域への新しい人流創出モデルを構築していきます。

日本の多くの地域では、人口減少や地域コミュニティの希薄化が進んでおり、継続的に地域と関わる関係人口の創出や移住の促進が重要な課題となっています。全国に約24,000局存在する郵便局は、住民にとって最も身近な生活インフラであり、地域のつながりを日常的に見守る存在です。この郵便局が持つ深い知見と信頼感を活用し、単なる一回性の観光にとどまらない深い地域交流の機会をつくり出します。

第1弾の取り組みとして、2026年10月31日に「地域の魅力発見ツアー」が開催されます。高岡市内にある3つの郵便局長が企画したオリジナルプログラムで、国宝・勝興寺での特別拝観や七不思議巡り、写経体験などが組み込まれています。さらに、地元でしか味わえない伝統的な報恩講料理のランチが提供されるなど、地域を知り尽くした郵便局長だからこそ実現できた特別な体験を手頃な価格で楽しむことができます。

続く第2弾として、2026年11月下旬には地元の食材や独自の食文化をテーマにした「地域の食文化体験ツアー」の実施が予定されています。来訪者は郵便局という地域拠点を経由することで、地元の人々との温かい接点を持ち、その土地の本当の魅力や暮らしの雰囲気に触れることができます。この高岡市でのモデルケースは、今後の全国展開も見据えられた再現性の高い地方創生アプローチとなっています。

地域のインフラである郵便局が観光や移住促進の窓口になるという試みは、地方創生や二拠点生活、地域資源の再発見に関心のある読者にとって、先進的な地域活性化の形を知るうえで非常に価値のある情報です。

【ツアー概要】
■第1弾「地域の魅力発見ツアー」
出発日:2026年10月31日(土)
実施エリア:富山県高岡市
主な内容:市内3郵便局長が企画する勝興寺特別拝観、七不思議巡り、写経体験、オリジナルランチ(報恩講料理)の提供
■第2弾「地域の食文化体験ツアー」
実施時期:2026年11月下旬予定
主な内容:地元食材や食文化をテーマとした体験プログラム

この記事を作成した人

地方創生ジャーナル編集部

地方創生ジャーナル編集部

地方創生ジャーナルは株式会社みらいワークスが運営する、「地方で働く」を考えるビジネスパーソンのためのニュースサイトです。