
チェンジホールディングスは2026年10月6日、子会社のチェンジが札幌ドームと業務提携を締結したことを発表しました。両社は「プレミストドーム(札幌ドーム)」を拠点としたビジネス研修事業「札幌ドームアカデミー」を立ち上げ、企業や地域の課題解決を担う人材の育成と、学びを地域の持続的な発展へつなげる仕組みづくりを推進します。
北海道では本格的な人口減少とともに、若年層の進学や就職に伴う道外流出が継続しており、地域の産業や暮らしを支える人材の確保が深刻な課題となっています。こうした背景を受け、単なる知識獲得にとどまる研修ではなく、異なる業種や地域の人材が集まり、地域や企業のリアルな課題に向き合って解決策を導き出す実践的な学びの場が求められていました。
今回の業務提携では、北海道の象徴的施設であり多様な人が集まるプレミストドームの空間価値と、チェンジが培ってきたDXや人材育成の知見を掛け合わせます。同施設をスポーツやエンターテインメントの場としてだけでなく、「学びと共創の拠点」へと進化させ、地域のイノベーション創出を目指します。
プログラムの第1弾として、2026年12月に実践型ワークショップ「北海道ミライデザインキャンプ」が開催されます。参加者はデザインシンキングや思考トレーニング、運動と知覚を組み合わせた脳活性化エクササイズなどを通じて問題解決力を養います。最終日にはプレミストドームや北海道の将来像についての提案発表を行い、多様な参加者同士での意見交換と共創を図ります。
地方創生や地域でのキャリア形成に関心のある人にとって、この記事は大型インフラを活用した新たな人材育成モデルを示すものです。地域のランドマークである施設を活用しながら、多様な企業やキーパーソンと繋がる機会を得られる点は、北海道で自ら課題解決に取り組みたい若手ビジネスパーソンや起業家、フリーランスにとって大きな学びとネットワークの価値を提供します。
今後は、アカデミーの修了者による課題解決チームの形成や、行政・第三セクターとの連携による事業化など、「育てる」「解決する」「つなぐ」の3段階で継続的なサポートを行います。研修の場だけで終わらせず、学びの成果を実際の地域課題解決へと波及させていく取り組みとして期待が集まります。




