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宮城県利府町、ふるさと納税未来創造AWARD2026に英語教育・移動支援など3部門でエントリー

ふるさと未来創造コンソーシアムは2026年11月2日、宮城県利府町が2026年11月19日開催の「ふるさと納税未来創造AWARD2026」に、子ども・学び推進賞など3部門でエントリーしたことを発表しました。利府町は英語教育や高齢者の移動支援、モータースポーツを核とした交流人口の拡大など、ふるさと納税の寄附金を活用した取り組みで複数部門に挑戦します。

2026年11月19日(木)に開催される「ふるさと納税-未来創造AWARD2026」に宮城県利府町の参加が決定しました

利府町は宮城県のほぼ中央に位置し、仙台市をはじめ7つの市町と隣接しています。松島の景観や宮城県総合運動公園、文化交流センターなど、多くの人が集まる施設を持つまちです。

利府町は「もっと先へ、チャレンジ利府!~みんなの夢がかなうまち~」をキャッチフレーズに、将来の単独市制移行を目指しています。今回、「子ども・学び推進賞」「健康と暮らし支援賞」「交流・にぎわい創出賞」の3部門にエントリーしました。ふるさと納税の寄附金を、英語教育や高齢者の移動支援、モータースポーツを核とした交流人口拡大に活用しています。

英語への関心を高める教育

利府町では以前から、英語の勉強への関心や将来英語を使いたいという意識が、全国や県の平均より低い傾向が見られていました。そこでふるさと納税の寄附金を使い、学校の授業だけでは得られない学びの場をつくりました。

2024年度に始めた小学生向け「イングリッシュキャンプ」では、外国人スタッフや大学生ボランティアと英語アクティビティを体験します。2日間で仕上げた英語劇を保護者の前で披露し、参加者や保護者から好評の声が寄せられています。2025年度からは中学生向けに、福島県天栄村のブリティッシュヒルズで2泊3日を英語だけで過ごす「国内語学研修」も始まりました。

2026年11月19日(木)に開催される「ふるさと納税-未来創造AWARD2026」に宮城県利府町の参加が決定しました

高齢者の移動を支えるシルバーパス

利府町では少子高齢化に伴い、高齢者など交通弱者の外出機会の確保や、町民バスと民間バスの料金差による不公平感が課題となっていました。そこで70歳以上の住民や障がい者手帳を持つ人などを対象に、町民バスの運賃減免と民間バス運賃の一部助成を行う「シルバーパス事業」を始めました。

2025年度の実績は、町民バスの減免利用が年間延べ3万2000回以上、民間バスチケットの利用が年間延べ4万1000枚以上に上りました。町民バスの利用者数は、事業導入以降毎年増加しています。

モータースポーツで広がる交流人口

利府町にはスポーツ施設や集客施設がある一方、町独自のスポーツ文化として交流人口を生み出す仕組みづくりが課題でした。そこで利府町が着目したのが、観る楽しさと参加する楽しさを兼ね備え、観光や飲食、物産、企業、教育など多様な地域資源と結びつくモータースポーツです。

町で開催するラリー大会は今年で10回目を迎え、来場者数は延べ5万人に達しました。町内からラリー競技に挑戦するドライバーも誕生したほか、自動車関連企業の立地や環境問題を学ぶ出張授業の開催など、産業や教育の分野にも広がりを見せています。利府町は今後、周辺自治体や宮城県、東北地域との連携を深め、世界ラリー選手権(WRC)の開催も見据えています。

返礼品ではなく使い道に焦点を当てたこうした表彰の仕組みは、ふるさと納税が地域課題の解決にどう結びついているかを外部から確認する手がかりになります。利府町の取り組みは、教育や交通、観光といった分野を横断して寄附金を使っている点が特徴です。地方に関心を持つ読者にとっては、人口規模の小さいまちが限られた財源をどう配分し、将来像を描いているかを見る材料になります。

【開催概要】

  • 名称: ふるさと納税未来創造AWARD2026
  • 日時: 2026年11月19日(木) 12時開始予定
  • 会場: ベルサール新宿住友ホール
  • 主催: ふるさと未来創造コンソーシアム
  • 参加方法: 招待制のため一般の参加受付は行っていない

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地方創生ジャーナル編集部

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