
ITreatは2026年9月25日、帰省先からリモートで働ける新制度「ただいまワーク」の導入を発表しました。全従業員37名のうち16名が県外出身である同社では、帰省時の有給消費による短期滞在が課題となっていました。新制度では年間10日を上限に帰省先でのリモート勤務を認め、有給休暇の消費を抑えながら長期間の帰省滞在を可能にします。
厚生労働省の調査によると有給休暇取得率は過去最高を記録する一方で連続取得には課題が残ります。周囲への迷惑や休暇前後の仕事の調整に対する不安から長期間の休みを躊躇する傾向が見られます。同社においても県外出身の社員が多く在籍し帰省のたびに短期滞在を余儀なくされる状況がありました。そこで休暇を増やすだけでなく仕事を円滑に進めながら家族と過ごす時間を増やす施策を検討しました。
新しく導入された制度では年間10日かつ1回あたり5日を上限として帰省先での勤務を許可します。勤務時間や連絡体制およびセキュリティ要件は通常のリモートワークと同等の基準を適用します。アルバイトやインターンを含む全従業員のうちリモートで完結できる業務に従事する社員が対象です。有給休暇の前後にリモート勤務を挟むことで業務の引き継ぎ負担を減らし長期間の滞在を実現します。

すでに実施された試験運用では引き継ぎの負担が軽減され同僚や取引先への影響も抑えられました。また帰省先で働く姿を家族に見せることで安心感や相互理解に繋がる効果も確認されています。
同社は今後、制度の活用を通じて社員一人ひとりが仕事とプライベートを両立できる環境整備を推進します。柔軟な働き方を提供することで地方出身人材の定着や持続可能な労働環境の構築を目指す方針です。




