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宮崎県高鍋町の高校生まちづくりチームNABEGO、みらい育成アワード2026でグランプリ受賞

イツノマは2026年11月2日、高鍋町の高校生まちづくりチーム「NABEGO」が三菱みらい育成財団の「みらい育成アワード2026」でグランプリを受賞したと発表しました。対象は教育事業者向けのカテゴリーで、助成事業として採択された9団体の中から最も優れた活動に贈られる賞です。高校生が高鍋駅で続けてきたマルシェ「月市」の運営や、まちの魅力を伝える動画発信の実績が評価されました。

高鍋町の高校生チームNABEGOが駅から始めたまちづくり|イツノマ、三菱みらい育成財団「みらい育成アワード」でグランプリ受賞

イツノマが伴走する高鍋町の高校生まちづくりチーム「NABEGO」が、三菱みらい育成財団主催の「みらい育成アワード2026」でカテゴリー2の最高賞「グランプリ」を受賞しました。同アワードは2025年度に財団へ応募した123件の中から採択された9団体の1年間の活動を対象に、最も優れた取り組みを表彰するものです。表彰式は2026年9月26日に東京都内で開催され、NABEGOの1年間の実践が最高の評価を得ました。

きっかけは、高鍋町がJR九州から取得した高鍋駅の再生でした。駅の指定管理者である高鍋町観光協会からにぎわい創出の企画を委託されたイツノマは、乗降者の多くを高校生が占める点に着目しました。高鍋町や高鍋高校、高鍋農業高校の協力を得て高校生まちづくりチーム「NABEGO」を結成し、2024年9月から活動を始めました。

高鍋町の高校生チームNABEGOが駅から始めたまちづくり|イツノマ、三菱みらい育成財団「みらい育成アワード」でグランプリ受賞

月市とナベゴーメディアの実績

高鍋高校の高校生約20人が中心となり、JR高鍋駅で毎月第2日曜日にマルシェ「かぐちの月市」を開いてきました。企画や出店者募集、商品仕入れ、当日の運営までを高校生が担い、高鍋農業高校の生徒は自作の野菜や加工品を販売しています。初開催から通算17回を数え、延べ3000人以上が訪れる駅のにぎわいをつくってきました。

高鍋町の高校生チームNABEGOが駅から始めたまちづくり|イツノマ、三菱みらい育成財団「みらい育成アワード」でグランプリ受賞

月市や町の人、店を取材して1分間の動画で発信する「ナベゴーメディア」にも取り組んでいます。動画制作会社「RICEメディア」と提携して合計16本を公開し、累計40万回以上再生されました。高鍋駅での週2回の定例会議で企画を練り、月市で実践し、動画で発信するサイクルを1年間続けてきました。

中学生対象の新たな展開

助成2年目の2026年度は、児湯郡5町の共同出資による中学生対象のリーダー育成プロジェクトにも取り組み始めています。NABEGOの高校生が企画や進行に加わり、児湯郡5町9校の中学生18人による1泊2日の合宿「こゆ未来キャンプ」を10月に開催しました。

高鍋町の高校生チームNABEGOが駅から始めたまちづくり|イツノマ、三菱みらい育成財団「みらい育成アワード」でグランプリ受賞

毎月各町を訪ねる「こゆ未来ワークス」も続け、2027年3月には「こゆ未来サミット」を高鍋高校で開く予定です。助成3年目となる来年度には、の設立を目指すとしています。高鍋町から全国の自治体や学校、教育者に向けて「高校生が主役のまちづくり」の取り組みを広げていく考えです。

過疎や人口減少が課題となる地域で、高校生自身が企画から運営、発信までを担った点は注目に値します。駅という日常の場を起点にした小さな活動が継続され、他地域の中学生を巻き込む事業へと広がっている経緯は、地方の教育とまちづくりを結びつける一つの事例として参考になりそうです。

【次回「月市」開催概要】

  • 日時: 11月8日(日)9時から
  • 会場: 高鍋駅

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地方創生ジャーナル編集部

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