トピックス

山形新聞社が山形銀行・荘内銀行・きらやか銀行と連携協定、生成AIで県内中小企業の人手不足解消を後押し

山形新聞社は2026年11月4日、山形銀行・荘内銀行・きらやか銀行の県内3行と「生成AIの利用推進と地域課題の解決に関する連携協定」を締結したことを発表しました。背景には、少子高齢化による人手不足の深刻化と、生成AIの活用が十分に進んでいない現状があります。地域メディアと地方銀行が連携し、県内中小企業の業務効率化や生産性向上を支援する体制づくりを目指します。

山形新聞社は、山形銀行・荘内銀行・きらやか銀行の県内3行それぞれと協定を締結しました。協定名は「生成AIの利用推進と地域課題の解決に関する連携協定」です。

締結式では、山形新聞社の佐藤秀之社長と西塚英樹頭取、佐藤英司頭取、佐藤敬頭取が協定書を手に写真に納まりました。

深刻化する人手不足と生成AIの普及

山形県内では少子高齢化が進み、労働市場の人手不足が年々深刻になっています。業務の効率化や生産性向上の手段として、生成AIの活用に注目が集まっています。

一方で県内では生成AIの普及が十分でなく、特に民間企業の実務での活用には課題が残っているのが現状です。

3行それぞれと個別に協定締結

協定は「山形銀行×山形新聞社」「荘内銀行×山形新聞社」「きらやか銀行×山形新聞社」という形で結ばれています。山形新聞社が3行それぞれと個別に協定を結ぶ座組みです。

地域の情報発信を担う山形新聞社と、金融・経営面から企業を支える3行が連携し、生成AIの理解と活用を後押しする体制を構築しました。生産性向上や新規事業の創出を支援し、県内経済の活性化につなげる狙いです。

セミナー開催など今後の取り組み

今後は各行と個別に、地域企業向けの生成AI活用セミナーの開催や教育機関への展開を検討します。4社共同で実施できる施策についても柔軟に模索するとしています。

連携事項には、企業や自治体の業務効率化、新規事業創出、地域課題の分析や情報交換などが含まれます。

地方紙と地方銀行が手を組む動きは、情報発信力と金融・経営支援力をかけ合わせた地域支援のひとつの形といえます。生成AIの普及が都市部に比べて遅れがちな地方において、こうした連携が中小企業の実務活用を後押しする契機になるか注目されます。

この記事を作成した人

地方創生ジャーナル編集部

地方創生ジャーナル編集部

地方創生ジャーナルは株式会社みらいワークスが運営する、「地方で働く」を考えるビジネスパーソンのためのニュースサイトです。