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北海道羅臼町が若者のアイデア募集、上位3組は2027年2月の現地プログラムへ招待

羅臼町役場は2026年10月30日、「知床・らうす未来創造図」の実現に向け、全国の学生・若手社会人からまちづくりアイデアを募るコンテストの開催を発表しました。応募は11月8日まで受け付け、書類審査を通過した上位3組は2027年2月に羅臼町での2泊3日の現地プログラムへ招待され、提案を実際のまちづくりにつなげる機会が設けられます。

「観光で訪れる」から「まちづくりに関わる」へ。世界自然遺産・知床のまち北海道羅臼町が、若者と地域の未来をつくるアイデアコンテストを開催

羅臼町は世界自然遺産・知床のふもとに位置し、漁業と観光を基幹産業とする北海道東端の港町です。今回、まちの将来像「知床・らうす未来創造図」の実現に向け、学生・若者向けのアイデアコンテストプラットフォーム「FLASPO」でコンテストを開催しています。

募集テーマは「知床・らうす未来創造図の実現に向け、若者目線であったらいい企画アイデアを考えてください」です。対象は18歳以上の学生および若手社会人で、羅臼町を訪れたことがない人も応募できます。

募集期間は2026年9月25日から11月8日23時59分までです。応募や詳細はFLASPOの「北海道・羅臼町」アイデアコンテストのページで確認できます。

一度きりで終わらない関わりを重視

募集するアイデアは観光、地域産業、漁業、移住・関係人口など、ジャンルを限定しない自由な内容です。羅臼町が持つ自然や漁業、暮らし、教育などの地域資源や課題を踏まえた企画が求められています。

例として、既存の観光コンテンツに加えてもう一泊したくなる体験や、名産品の新たな販路開拓、短期間から漁業に関われる就労体験などが挙げられています。ワーケーションなどで訪れた若者が町と関わり続けられる制度の提案も想定されています。

評価では「羅臼町の理解度」「独自性」「実現可能性」に加え、継続的な関わりにつながるかという「関係継続性」と、提案者自身がどう関わるかという「当事者性」も重視されます。一度きりのアイデア募集で終わらせない姿勢が示されています。

上位3組を現地プログラムへ招待

書類審査を通過した上位3組には各5万円の賞金が提供されます。賞金は交通費への活用が想定されています。

上位3組は2027年2月4日から6日までの2泊3日、羅臼町で実施される現地プログラムに招待されます。受賞したアイデアをもとにプログラムが組み立てられる予定です。

現地では役場職員や地域おこし協力隊への同行、地域事業者や町民へのヒアリング、現地視察などが予定されています。画面の中で考えたアイデアを実際の自然や産業、暮らし、人との出会いにつなげる機会とされています。

まちの将来像を描く未来創造図

羅臼町は2024年度からの8年間のまちづくりの将来像として「第8期羅臼町総合計画(知床・らうす未来創造図)」を掲げています。人口は約4000人です。

未来創造図には、知床の自然、漁業の構造的な改善、町民が幸福を感じる「羅臼LIFE」の実現、子どもたちの教育環境の整備などが一枚の絵として描かれています。その実現には町外の企業や人材との連携、継続して関わる新たな担い手との出会いが重要だとされています。

今回のコンテストは、地域おこし協力隊や副業、研究、訪問などさまざまな形で地域との関わりを広げようとする羅臼町が、若者とともに「これからの羅臼との関わり方」を考える取り組みの一つと位置づけられています。

観光地として訪れるだけでなく、地域の課題解決に若者が参画する仕組みをつくろうとする動きと言えます。賞金や現地プログラムを通じて、提案を一過性で終わらせない設計がされている点は、人口減少に悩む地方が関係人口をどう育てるかを考える一例になりそうです。

【募集概要】

  • 名称: 知床・らうす未来創造図の実現に向け、若者目線であったらいい企画アイデアを考えてください
  • 主催: 羅臼町
  • 対象: 18歳以上の学生および若手社会人
  • 募集期間: 2026年9月25日~11月8日23時59分
  • 賞金・特典: 上位3組に各5万円、2027年2月4日~6日の羅臼町現地プログラムへ招待
  • 評価観点: 羅臼町の理解度、独自性、実現可能性、関係継続性、当事者性
  • 応募・詳細: FLASPO「北海道・羅臼町」アイデアコンテスト

出典:羅臼町役場のプレスリリース(PR TIMES)

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地方創生ジャーナル編集部

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